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耳鳴り難聴俳人

2017.12.16 Category/ブログブログ難聴・補聴器

冬の朝、澄み渡る空気は冷たく、まるでピーンと音がしているようだ。ポケットに手を入れながら少し背をかがめ出勤の足を進める。モータリゼーションの発達した現代において、あえて歩くというぜいたくな時間を愉しめるようになったのも大人の男の証拠だろう。

こんな冬の朝は子供のころのお正月を思い出す。当時は三が日までスーパーや商店は休みで町は静まり返り、まるでいつもの町が異世界へと通じてしまったかのように感じた。暮れから正月にかけてのどことなく畏怖を感じさせる神式行事の成せる業だ。

今朝の松本の街はことさら静かで出勤途中に一句できてしまいそうだ。

「閑けさや 頭にしみいる 耳鳴りon」

解説: 難聴者特有の耳鳴りは、静かな場所で特に大きく鳴り響く。そして右耳でも左耳でもなく頭の中央でなっていることを表現しており、作者の難聴は両耳であることがしのばれる。“耳鳴り音”とせず“耳鳴りon”とすることで耳鳴りをふと気が付き始めた瞬間“on”を表現していることが秀逸で新しい俳句の境地を開いたといわれている。他人には感知できない自分の内なる感覚(耳鳴り)で閑さを感じいることができたという内向き思考の芸術を発露させた優れた一句である。ホトトギス派とは一線を画すモスキート派を確立させた象徴的な位置づけになっている。

ってずいぶん静かだと思ったら、補聴器を付けてないことに気が付きました・・・。耳鳴りも強く感じるはずだよ・・・。補聴器を使うと耳鳴りは気にならなくなりますからね。

一人でカッコつけてる場合じゃない。急いで走って家に戻って補聴器を探して時計を見ると遅刻間際。無印良品15年物の古自転車を飛ばして何とか遅刻せずに済んだが体力を取られ、俳人気取りが朝からすでに廃人となる。

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