松本市耳鼻科 なのはな みみ・はな・のどクリニック

松本市中央4丁目9-51 イオンモール松本晴庭3F

tel.0263-88-4133

なのはな みみ・はな・のどクリニック

Q

耳鼻科でなぜレントゲンを撮るのですか?

A

耳鼻科でレントゲンを撮影すると珍しがられますが、耳鼻科では特に鼻の疾患でレントゲン撮影をよく行います。レントゲンを撮影するとき、医師が考えていることや疑っている疾患についてご説明いたしましょう。

1.急性副鼻腔炎を疑うとき。

鼻風邪をひいて副鼻腔で激しい炎症を起こしている疑いがあれば、レントゲン撮影をして確かめます。
急性副鼻腔炎にかかると、頬の部分に違和感や痛みを自覚することがあります。黄色や緑色の鼻水が増えたりすることがありますし、歯の痛みとして自覚することもあります。レントゲンを撮ることにより、副鼻腔に炎症が起きていることが分かれば抗生剤を投与する判断が正確に行えます。

2.慢性副鼻腔炎(ちくのう症)を疑うとき。

黄色や緑色の鼻水が数週間続いたり、鼻の奥で嫌なにおいがしたりするようならば慢性副鼻腔炎(ちくのう症)を疑います。眼の奥や鼻の奥ににぶい痛みや重い感じとして自覚症状が出ることもあります。
レントゲンを撮影して副鼻腔に影があることがわかれば、慢性副鼻腔炎の治療に取り掛かります。お薬の内服や通院は3か月くらい必要になる事があります。治療の効果を判定するために、頃合いをみて再度レントゲン撮影を行います。しっかり治ったことを確認して治療を終了します。いつまでも治療が続いたり、治りきらないうちに治療が終了したりすることがなくなります。


3.骨折を疑うとき

鼻や顔を打ったり、ぶつけたりして骨折を疑うときに撮影します。鼻骨(鼻筋の骨)が骨折しやすい部分ですが、受傷直後では顔や鼻が腫れて表面からは骨折がわからないことがあります。

4.腫瘍などのできものを疑うとき

鼻の奥の粘膜表面の腫瘍はファイバースコープで確認できますが、奥まっておりファイバースコープが入り込めない部分はレントゲンやCTで確認する必要があります。腫瘍によって骨が破壊されているかどうかまで評価の対象になります。

以上のようなことを疑うときには耳鼻科でもレントゲンを撮影します。必要な検査を適切なタイミングで行い治療の参考にしています。

Q

こどもの耳掃除ができません。
みみあかを取ってもらうだけで耳鼻科に行っていいのでしょうか?

A

米国耳鼻咽喉科・頭頚部外科学会が、一般の人が行う耳掃除は外耳道(耳の穴のトンネル)に悪影響を及ぼすことが多いと報告しました。家庭での耳掃除では、みみあかを奥に押し込んでしまうことも多く、こどもの耳掃除だけで耳鼻科クリニックに来ていただいても何ら問題ありません。顕微鏡で視野を広く明るくして奥を観察し、極小鉗子(かんし)を用いてみみあかを丁寧に除去します。また、鼓膜の状態も同時にチェックいたします。

Q

風邪をひいたのですが、耳鼻科でもみてもらえるのですか?

A

のどの痛みや鼻水、鼻づまりを伴うようであれば受診してください。特にのどの激しい痛みがある場合には、急性喉頭蓋炎や深頸部膿瘍などの重篤な病気が隠れていることがあります。内視鏡でのどの奥深くまで観察する必要がありますので必ず耳鼻科を受診してください。激しい咳や色のついた大量の痰がでるようならば呼吸器を専門とする病院へご紹介することにしています。

Q

めまいをなぜ耳鼻科で診るのですか?

A

めまいの原因にはいくつもの疾患があります。一番多い原因は耳の奥の内耳にある三半規管や前庭が不具合をきたすめまいであると報告されています。三半規管や前庭は音を受け取る蝸牛のすぐ隣にありますので耳鼻科がめまいを診察するのです。頭の中の病変による中枢性めまいであると判断すれば脳神経外科や神経内科の病院へご紹介いたします。

Q

通信販売で買った“補聴器”がうまく使えません。
耳鼻科に持ち込んだらみてもらえますか?

A

通信販売で購入されたものは“補聴器”ではなく集音器のカテゴリーに分類されると思います。補聴器相談医のいる耳鼻科に持参していただければ、あなたの“補聴器”をチェックすると同時に耳の診察と聴力検査を行って現状を把握します。そしてあなたの“補聴器”についてアドバイスをしてくれます。日本耳鼻咽喉科学会では補聴器の購入の際には最初に耳鼻科医の診察が必要であり、補聴器の購入や調整は認定補聴器技能士のいる販売店が望ましいと宣言しています。

Q

突然片方の耳が聞こえなくなりました。
すぐ耳鼻科を受診した方がいいですか?

A

突発性難聴、メニエール病、急性低音障害型感音難聴や耳垢栓塞などいくつか疾患が考えられます。突発性難聴の場合、なるべく早く受診していただく必要があります。めまいを伴うようであればすぐに受診していただいた方がよいでしょう。

Q

夜間、急にこどもが耳を痛がり始めました。
すぐに医療機関を受診するべきでしょうか?

A

おそらく急性中耳炎に罹患していると思われます。特に風邪をひいていたり、鼻をぐずぐずしたりしているときに「耳が痛い」と訴える場合が多いです。一般市販薬の解熱鎮痛剤(小児用バファリンなど)で様子をみて、次の日に耳鼻科を受診してください。

Q

最近、声がかすれます。うまく声が出ません。
何科を受診すればよいのでしょうか?

A

声のトラブルは声帯(喉頭)に問題があるケースがほとんどです。耳鼻咽喉科は音声外科も領域としており特異な分野の一つです。喉頭がんが原因で声がかれることもあります。耳鼻科を受診し、ファイバースコープで声帯(喉頭)を詳しく診察してもらいましょう。

Q

いびきがあります。鼻が悪いせいでしょうか?

A

いびきの原因は複雑に絡み合っていることが多く、体重や体格、扁桃の大きさやのどの形が関与していることも多いです。もちろんご指摘のとおり、慢性副鼻腔炎で鼻づまりがあったりポリープで空気のとおりが悪かったりするといびきの原因になることがあります。正確な診断が必要ですので近くの耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。夜間眠っているときに息が止まってしまういびきや、十分眠れずに昼間に眠気がでてしまう場合には睡眠時無呼吸症候群を疑いますので、なるべく早く受診して診断してもらいましょう。

Q

アレルギーの血液検査をした方がいいのでしょうか?

A

血液検査をすることによって、アレルギーを起こしている物質がわかります。アレルギーの症状がある場合、第一に抗原(アレルギーのもとになっている物)から遠ざかることが必要であると言われています。スギ花粉が原因であれば、スギ花粉が体内に入らないようにマスクをしたり、花粉が付着しにくい衣類を着たりなどの対策が必要になります。また、ダニやハウスダストが原因であることがわかれば、家の中の掃除を徹底したり床をフローリングにしたりする工夫が有効です。第二に薬の内服や点鼻液を使用しますが、春や秋の花粉であることが分かっていれば薬を飲む期間を正確に決めることができて無駄がなくなります。いままで血液検査を受けていない方は一度受けてみましょう。

Q

花粉症(アレルギー)を治すことはできないのでしょうか?

A

アレルギーの対処として内服や点鼻液が知られていますが、近年舌下免疫療法というものが行われるようになってきました。毎日舌の下に薬をのせてアレルギーを治癒させる方法です。今までの免疫療法は毎週クリニックへ通院して注射をする必要がありましたが、家庭でもできる免疫療法として脚光を浴びています。数年の期間が必要ですが、アレルギーを治癒することができ、治癒に至らない場合でも症状をかなり軽くすることができると報告されています。現在のところスギとダニに対する薬が販売されています。当院でも治療可能ですので興味のある方はご相談ください。

Q

インフルエンザの診断はやってもらえるのですか?

A

インフルエンザ診断のためのキットを用意しております。綿棒で鼻の奥やのどをうまくこすって検査をしなくてはなりませんので耳鼻科が得意としております。検査の結果が出てくるまで10-15分とごく短時間で結果が分かります。38度を超す高熱が急にでた場合にはインフルエンザの可能性があります、しっかり検査をしてもらい治療に結び付けましょう。発症してから間もない(12時間以内)と陰性と出ることがありますので次の日に再検査が必要になることがあります。

Q

インフルエンザの予防接種はやっていますか?

A

当院でも行っております。自分の健康管理のためだけではなく、家庭内や職場内でインフルエンザが蔓延することを防ぐためにも予防接種を行っておくことを強くお勧めします。インフルエンザ流行のピークやワクチンの効果が出てくるまでの期間を考え合わせると、12月中旬ころまでに予防接種を済ませておくことが推奨されています。