松本市耳鼻科 なのはな みみ・はな・のどクリニック

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年末といえば難聴者でしょ!!

2017.12.27 Category/ブログ

クリスマスも終わり、いよいよ今年も終わりです。イオンモール松本内は年末のバーゲンで盛り上がっています。医療にはバーゲンはありませんのでなのはなクリニックはいつもの通常運転です。季節の行事には何かと乗ってしまうようにしていますが、年末っぽい雰囲気がクリニックにもほしいなと思っています。

年末の雰囲気を盛り上げるにはやはりベートーヴェンの第九かもしれません。高校生の時からベートーヴェンが好きで特に9番はCDで3枚も4枚もありました(いくつか散在してしまいましたが・・・)。大学時代はオーケストラ部に所属していたので、第九演奏の機会をいつも狙っていましたが、ついにかなわずじまいでした。

ベートーヴェンは皆さんご存知のとおり途中から聴力を失った音楽家です。聴力を失った原因は梅毒とも耳硬化症という病気ともいわれています。

第九を作曲し初演したのは1824年5月7日ベートーヴェン自身の指揮により帝室宮廷劇場で行われたといわれています。この初演時には聴力を完全に失っておりイグナーツ・ウムラウフという指揮者がベートーヴェンの隣に立ち、補佐したそうです。演奏が終わった後に聴衆から送られる拍手が聞こえず、ベートーヴェンは聴衆に背を向けたまま、まだ指揮棒を振り続けていたそうです。(ベートーヴェン 交響曲9番合唱 小澤征爾指揮 サイトウキネン・オーケストラ 2002  PHILIPSライナーノーツより)

音楽を職業にしていた人が徐々に聴力を失っていくのはどんな気持ちだったのでしょうか?ほかの作曲家よりもずっと不利な状況だったのに作曲依頼を受けて不安もあったと思います。

今の私はかなり聴力が低下してきていますので、補聴器を通してCDを聞いても昔聞いた音とは全くことなります。ビリビリと割れて聞こえてくるCDの音を頼りに頭のなかで、かつて聞いていた美しい音を再生している感じで聞いています。やっぱりベートーヴェンはいいですね。鳥肌がたってきます。

第九を聞いたらちょっと難聴者のことも思い出してみてくださいね。

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